Please read an English published paper below.
こんにちは♪
けいこです。
あなたは、
枕にこだわりがありますか?
私は、
そばがら、低反発枕、プラスチックビーズ等を経て、
現在は、
古い肌布団とタオルを折り畳んだものを
枕カバーに入れて使っています(笑)
これ、実は、数年前に、
テレビで見たんですよね。
「自分の首まわりにあった枕を
バスタオル等を折り畳んだり重ねて
自作するとよい」
って。
枕カバーに入れてしまえば、
見た目は立派な枕になりますよ(笑)
ちなみに、私は、
ホテルとかのパンパンの枕では寝にくいです。
今日は、また、
睡眠時無呼吸に関する論文をご紹介します。
今年の4月に、
ロサンゼルスの口腔筋機能療法士、MFTセラピストの
Joy Moeller 氏にもらった資料その7です。
The influence of head-of-bed elevation in patients with obstructive sleep apnea. – PubMed – NCBI
(English)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28647854/
(一部抜粋)
Conclusions: 結論
“Mild HOBE (head of bed elevation) significantly improves OSA (Obstructive sleep apnea) severity without interfering in sleep architecture and therefore is a simple alternative treatment to ameliorate OSA.”
「(緩やかな角度で) ベッドの背もたれを上げて眠ること (HOBE)は、睡眠を妨げずに、閉塞性睡眠時無呼吸 (OSA) の程度にかなり改善がみられる。それゆえに、HOBEは、OSAを改善するシンプルな代替の対処法である。」
“HOBE is a simple measure that significantly improves OSA severity without compromising the sleep architecture. This positional intervention reduces AHI (Apnea Hypopnea Index) and has better effects in hypopnea index and supine AHI. Due its simplicity and low cost, HOBE can be an attractive alternative treatment for OSA.
Discussion:
“The major finding of the current study was that a mild degree of HOBE (7.5°) was able to reduce OSA severity by 31.8% on average among patients with predominantly mild to moderate OSA. HOBE had the largest impact in reducing hypopneas (47.3%) and supine-dependent respiratory events (44.9%). “
「現在の研究の主な発見は、緩やかな角度 (7.5°) でベッドの背もたれを起こして眠ること (HOBE) が、主にOSAの軽度から中等度の患者間で、平均して、OSAの程度を31.8%減らすことができた。
HOBEは、呼吸低下を軽減させ(47.3%)、仰向けでの換気障害に最も大きい影響を与えた(44.9%)」
ぉぉおお?
ベッドの背もたれの角度が
7.5º 上がるだけで??
その角度は、
ゴロンと横になった場合に
明らかに気づくほどの傾斜ではない気がしますが、
実際はどうなのでしょうか?
個人的には、
勝手に、
閉塞性睡眠時無呼吸の人にとって
呼吸しやすいのは、
人工呼吸時の「気道確保」の角度
↓(頭を下げ、あごを上げる)
(参考記事)
https://www.kango-roo.com/sn/m/view/280
↑あごクイの方が
息をしやすいのかなぁ、、、
などと
勘違いしていました!
(/´△`\) Ouch!
これまた、興味深い論文でした!
今夜も、みなさんが
ぐっすり眠れますように☆
明日も、あなたが
笑顔でいられますように♪