こんにちは。
けいこです♪
昼間はまだ蒸し暑いですが、
朝晩涼しくなってきましたね。
夏場のマスク装着も3年目。
「暑いと口が開いてしまう」
と言われる患者さんがいらっしゃいます。
自覚なく口が開いている方も多いことと思います。
お口を開けておくことによる健康へのデメリットは、
- 唇が荒れる
- 口やのどが渇きやすい
- 歯に茶渋が付きやすい
- 歯並びやかみ合わせが悪くなりやすい
- あごや顔面が発達しづらい
- 風邪やアレルギーを起こしやすい
- 虫歯や歯周病のリスクを上げる
などです。
口腔機能不全の代表的な症状である
お口ぽかんを改善するためには、
口腔筋機能療法(MFT)が有効なのですが、
MFTって、、、
最近できた考え方や技術ですよね?
- いいえ。
MFTには
100年以上の歴史がある
のです。
口呼吸やお口ぽかん、
舌の位置などが
歯並びやかみ合わせに影響を与えることは、
1800年代から言われておりました。
きれいな歯並びを獲得するには
遺伝要因ももちろんありますが、
生まれた後の習慣なども
大きな要因となっています。
現代の生活様式は、
- 軟らかい物を食べる
- 運動量が少ない
- 長時間座る
- 添加物や加工食品の摂取
- 大気汚染、花粉
- 住宅事情(狭い)
- 文明的な暮らし
- ストレス社会(マスク装着)
- 話さずに意志疎通する
などが、
- 鼻づまり
- 口呼吸
- 浅い呼吸
- 低位舌
- 猫背
- 口腔機能をあまり使わない
- (噛まない、話さない、閉じない)
ことを引き起こし続け、
- 成長(心身、脳)に悪影響を及ぼす
- 睡眠の質を低下させる
- パフォーマンスを低下させる
- 全身疾患(高血圧、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、緑内障)
- 事故や突然死
などにつながると言われています。
今やMFTは
小児の口腔育成や
矯正治療を助けるため
だけのものではありません。
口腔機能を健全に育て、
維持することは、
あなたの生活の質や
健康寿命に深く関係します。
歯科関係者、
医療・介護従事者、
児童発達支援に関わる皆様、
MFTのゴールである
-
鼻で呼吸する
-
口を閉じる
-
舌を上あごにつける
-
正しく飲み込む
-
姿勢を正す
-
よく噛んで食べる
などを、自信を持って目の前の人に伝え続けてください。
それが、
多くの人の健康をサポートし、
笑顔を増やすことにつながります!
明日もあなたが
笑顔でいられますように♪