子どもの「口腔機能発達不全症」とは?ーその2

 

こんにちは♪

けいこです。

 

あなたは、

子供の頃、

虫歯が多かったですか?

自然にキレイな歯並びになりましたか?

 

 

私は子供の頃、

虫歯の治療にもよく通い、

歯並びも矯正治療で整えました。

2回も。。

 

 

近頃の子どもには

あまり虫歯がありません

が、

不正咬合歯並び、かみ合わせの悪さ)は

結構見られます

 

 

虫歯の子どもは減ったのに、

なぜ、

歯並びや咬み合わせが

悪くなるのでしょうか?

 

 

遺伝?

だから仕方ない?

 

あごの大きさに対して

歯が大きいから?

 

 

実は、

不正咬合の主な原因は、

子どもの頃に

口周りの機能十分に発達しないこと

なのです。

 

 

前回の記事でもお伝えしましたが、

お口周りの機能が上手に使えない状態は

 

口腔機能発育不全(症)

 

と言われています。

15歳未満の子どもにおいて)

 

口腔機能は、

あごや顔面の成長と、

「食べる」行為を通して

身についていきます

 

 

もしも、

あなたやお子さんが、、、

 

  • 軟らかい物ばかり食べる
  • 猫背(良くない姿勢)で食べる
  • 足を床に着けずに食事する
  • クチャクチャ音を立てて食べる

 

場合には、

口唇の力、噛む力という

適切なレベルの口腔機能が身につかないまま

成長(老化)してしまう可能性があります。

 

 

子どもの頃に、

適切な口腔機能が獲得されない

不正咬合だけでなく、

食べる、話す時の問題に加えて、

呼吸睡眠集中力などにおいても

悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

一旦、誤った習慣が身についてしまうと

自力で正すことは難しいため

その習慣のまま時を過ごし

口腔機能 (発達) 不全につながります。

 

適切なレベルの口腔機能を

獲得できないまま成長し、

高齢期になると

口腔機能低下リスクが高くなります。

 

高い口腔機能レベルを得るには

赤ちゃんの頃から

正しいお口の使い方ができているかどうか

にかかっています。

 

 

自分自身またはお子さんの状態を

確認してみてください。

 

口腔機能の発達不全であることに

早期に気づいて

専門家に相談することが大切です。

 

 

口腔機能は、

食べる」「話す」のみに関わる

わけではありません。

 

口腔機能発達不全のまま放置し、

症状にあったトレーニングや治療を行わないと、

外見」にも悪影響を与えます。

 

たとえば、

 

  • 細長くなる
  • 歯並びがガタガタになる
  • 目の下にクマが (常に) ある
  • が荒れる
  • ポカンと口が開き、ゆるんだ顔立ちになる
  • 姿勢が悪く( 猫背に) なる

 

そして、

  • 呼吸しづらく (気道が狭く) なる
  • 風邪を引きやすい
  • いびきをかく
  • 睡眠時無呼吸

 

さらに、生活の質にも影響を与えます

  • 疲れやすい(疲れが取れにくい)
  • 昼間の集中力散漫
  • 成績が伸びない
  • 多動
  • 噛めない食べ物が増える

 

など、

学童期のみならず長期に渡り、

心身ともに悪影響を及ぼします。

 

放置期間が長いほど、症状を悪化させます。

 

子ども時代の成長期にのみ

骨格の発育不足に対応が可能で、

トレーニング等で改善が期待できるのです。

 

15歳未満の子どもにおいては

保険診療が認められているので、

「食べる」

「話す」

が上手にできないお子さんがいれば、

歯科に問い合わせてみてください。

 

現在も研究が進められている分野のため、

受け入れ、対応、治療等は

医院ごとに異なると思われるので、

「口腔機能発達不全症」に

取り組んでいる歯科を訪ねてくださいね。

 

歯科の2大疾患である

虫歯」と「歯周病」に加えて、

見えない障害

とも言われている

口腔機能不全」を

予防、改善して、

何でもおいしく食べて

楽しい人生を送れますように♪

 

 

明日も、あなたが

笑顔でいられますように♪

 

 

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