こんにちは♪
けいこです。
あなたは、最近、
食べ物をこぼしたり、
食事中にむせたりすることが
増えたように思いますか?
もしくは、
あなたの身近に
そういう方がおられますか?
それは、
もしかしたら、、、
「口腔機能の低下」
が考えられます。。
加齢とともに、
身体の機能が低下するのは
自然なことです。
以前の健全な状態より衰えたものの、
要介護まではいかない中間の状態を
「フレイル」と呼び、
お口の機能が衰えてきた状態は、
「オーラルフレイル」
と呼ばれているようです。
(初耳でした。。恥)
フレイル(体)には判定基準があるようです。
【J₋CHS指標】
1.体重減少
(1年間に4.5㎏以上減少)
2.筋力低下
(握力: 男性<26㎏、女性<18㎏)
3.易疲労性
(先月ごろより、いつも以上に疲労感があるなど)
4.歩行速度の低下
(通常歩行速度<1.0m/秒)
5.身体活動の低下(生活活動量評価)
これら5つのうち、
3つ以上に該当すると
「フレイル」と
判定されます。
では、
食事中にむせたり、
食べ物をこぼしたり、
口の渇きを感じるのはどうなのでしょうか?
「オーラルフレイル」の状態になると、
-
噛む力が弱まる
-
舌の力が弱まる
-
むせる
-
のどにつかえる
-
食べこぼす
-
唾液が垂れる
などが見られ、
それらの症状があると、
食欲減退につながったり、
外食や会合に参加することへの関心が薄くなったりして、
社会と関わる機会も少なくなりそうです。
オーラルフレイル(お口の衰えについて)
おくちでたべる.com
http://www.okuchidetaberu.com/colum/no33.html
たとえ若くても、
虫歯や歯周病の進行を知りながら、
長年放置していると
噛む力や機能が低下します
ので、
適切な歯科治療を受けることはもちろん大事
ですが、
メンテナンスを受けていても
老化による機能低下は起こってきます。
「口腔機能低下症」の状態になると、
食べこぼしやむせだけでなく、
口が乾き、
噛みにくくなり、
口の中の食べカスが残ったままにもなりやすく、
さらに
虫歯や歯周病、
口内炎、入れ歯のトラブル、
誤嚥性肺炎などが起こる可能性も高まりますね。
口腔機能低下症の診断基準は、
下図7つの症状(ピンク枠)のうち、
3つ以上該当する場合に、
「口腔機能低下症」と
診断されます。
(日本老齢歯科医学会より引用)
口腔機能低下症について
http://www.okuchidetaberu.com/colum/no34.html
老化は自然なことですが、
やはり、
予防に勝る治療はない
ので、
子どもの頃から、
お口の中に関心を持ち
(身近な大人の役割です!)、
成人した後も
自己管理、
定期検診やクリーニングを受け、
初期の虫歯や歯周病のうちに
指導や治療を受けておくことが
大事ですね。
それと、
「口腔機能低下症」と診断される前の段階で、
少しのむせや口の渇き、
食べこぼしが増えてきた、
などの症状に
早めに気づき、
唇や頬、舌の筋肉を鍛えたり、
唾液腺を刺激する対策をしておくことが、
口腔機能の低下を防いで
自分のお口で
一生涯おいしく食べるためには、
とても重要ですね。
今日、あなたが食べたもので
おいしかったものは何ですか?
私は、
初めて行ったパン屋さんで買った
クイニーアマンです!
また食べたい!(笑)
明日も、あなたが
笑顔でいられますように♪