舌が短いことは、発音だけでなく、呼吸、歯並び、顔立ちにも影響を与える

 

Please read the English articles below.

 

こんにちは♪

けいこです。

 

あなたのお口を開けて、

鏡を見ながら

舌を「ベーっ」

 

と出してみてください。

 

舌先が、

下唇よりもあごの先に向かって

伸びていますか?

 

次は、

その舌をお口の中に戻し、

お口を開けたまま

舌先を「上あご」に当ててください。

 

 

舌先を当てる位置は、

上の前歯の裏側の歯ぐき

です。

口を開けたまま届きますか?

 

 

「べー」と下に出した時も、

上あごに上げた時も、

舌の形が

♥ハート型♥

 

になった人は、

 

 

舌が短いです。

 

 

 

「ベー」と出した時に、

あごの先まで届きそうなほどの長さがあると

特にこれからの時期は、、、

 

 

ソフトクリームを

おいしく食べることができるでしょう♪

 

 

そして、

お口を開けた状態で

上あごに届くようであれば、

舌が少々短めでも

日常生活においては十分な長さがあります。

 

 

生まれながらに

舌が短過ぎる場合は、

早いうちに手術をすることもあります。

 

舌小帯短縮症と発音障害

http://www.okuchidetaberu.com/colum/no15.html

(ハート型♥の舌の画像あり)

 

 

実際、私も、

総合病院の歯科口腔外科勤務時代に

生まれて数日の赤ちゃんの

舌小帯進展術にアシスタントで

携わったことがあります。

 

まだ、赤ちゃん本人の

名前が決まっていない時期の手術でした。

 

なぜそんなに急いだかというと、、、

 

 

発音のため??

 

 

急いだ理由は、、、

 

 

哺乳できないから

 

です。

 

成長や

命にかかわりますからね。

 

 

赤ちゃんですから、

手術が怖いも嫌がるもなく、

口を開けて泣いている間に終わります。

 

泣いている間の舌はハート型で、

手術後は、

舌を上あごに上げられる長さになりました。

その後、スクスクと成長したことでしょう♪

 

 

ちなみに、

現在、鼻づまりなどの理由で

口で呼吸している人

 

赤ちゃんの頃は

鼻呼吸できていた

はず

 

なのです。

 

 

どうしてか?

 

というと、

 

ゴクゴクとミルクを飲み続けるには、

鼻で呼吸する必要があるからです。

 

赤ちゃんは

おっぱいや哺乳瓶でミルクを飲む時に

「ぷはーっ!」「ぷはーっ!」と

と頻繁には息継ぎしないですよね。

 

集中してゴクゴク飲む。

 

 

それこそが

鼻呼吸できている証です。

 

What Should I Know About Children Who Are Tongue-Tied?

https://www.speechbuddy.com/blog/language-development/what-should-i-know-about-children-who-are-tongue-tied/

 

 

なので、

現在、鼻づまり鼻炎

口からでないと呼吸しづらい

という多くの人が、

 

生きている過程で

鼻が詰まる何らかの現象(アレルギーなど)が

起きた、と考えられています。

 

 

一方で、

口周りの筋力が弱く

普段お口が開いているために

鼻ではなく

口で呼吸するクセがついている

 

という場合も多いです。

 

 

後者の方は、

鼻づまりがなければ、

早速この瞬間から

口を閉じて

鼻呼吸を習慣づけましょう!

 

 

呼吸は鼻でするのが

健康的です。

 

 

そして、

鼻呼吸をするポイントは、

口を閉じるだけでなく、、、、

 

 

上あごに上げておく

ことです。

 

 

 

ちなみに、

歯並びがキレイになりやすいポイントは、

安静時 (口を閉じている時間)に

上あごに上がっていること

 

飲み込む時に

上あごに上がっていることです。

 

 

これらが習慣づいた状態で

成長期を過ごすと、

理想的な顎骨の発達も

得やすい

言われています。

 

 

理想的(遺伝的)な発達が得られると、

歯並びがキレイになりやすく、

噛みやすく、

磨きやすい

ので、

虫歯も歯周病も予防しやすい。

 

 

 

(上段:鼻呼吸、下段:口呼吸)

 

画像引用記事
Profile in Oral Health; Nose Breathing for Good Health, Fitness and Correct Craniofacial Development by Patrick McKeown

 

舌が短い、筋力が弱い

などの理由で、

舌が下あごにおさまっていると、

 

発音する筋力もつきにくく、

口呼吸にもなりやすくて、

上あごも発達しにくく、

 

歯並びがガタガタになりやすく、

ボーっとした顔立ちにもなりやすい。

(イラスト:下段)

 

 

舌が上あごにあると、

鼻で呼吸しやすく、

空気中の細菌が肺に届くのを防ぎ、

脳の熱もクールダウンさせやすく、

物事に集中しやすい

とも考えらえれています。

 

 

呼吸効率の良い

鼻呼吸」を、

夜間にもできるように

トレーニングすれば、

ぐっすり眠れて、

翌日も目一杯活動できるでしょう♪

 

明日も、あなたが

笑顔でいられますように♪ 

 

 

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