「いびき」をかくというのは、自分で首をしめて寝ているようなもの...

 

こんにちは♪

けいこです。

 

あなたは、睡眠中に「いびき」をしていますか?

 

今日のタイトル、

ゾッとするほどの恐ろしい表現ですよね。

 

この言葉は、

とあるドクターの研究発表記事から

引用しました。

 

その記事が書かれたのは、

日本中に「睡眠時無呼吸症候群」という認識が広まった頃の

2004年で、過去のものではありますが、

非常に興味深い内容なのでシェアします

 

15年経過した今でも、

医療従事者でもまだまだ知らないこともあり、

医学用語も出てくるので

一読で理解しづらい部分もあると思いますが、

ぜひご覧ください。

 

 

「いびきと睡眠時無呼吸症候群(OSAS)への歯科的アプローチ」

宮尾 悦子 Dr.  大阪府歯科保険医協会

http://osk-net.org/gakkainew/ig/h16/miyao/20040625_1.htm

http://osk-net.org/gakkainew/ig/h16/miyao/20040625_2.htm

 

(以下抜粋)

 

日本人は,欧米人に比較して肥満の程度は軽い。それにもかかわらず,OSASの発症頻度が低くならず欧米人なみである。

スプリント(いわゆるマウスピース)による歯科治療は日本人OSAS患者にかなり有効である。

 

いびき症やOSAS患者に対して,最も重要な問題としてとらえていることは,鼻呼吸にさせるということである。

 

多くの患者が習慣性の

開口睡眠・口呼吸をしている。

仰臥位で開口し,舌根沈下がおき,

自分で首をしめながら,

寝ている状態になるのである。

 

“口呼吸を

鼻呼吸に変えることが

非常に重要である”

 

マウステープで簡単に呼吸法が改善できる患者がいるので試す価値はある。

また,枕の高さ横向きの就寝も大事である。

 

仰臥位で開口すると舌根沈下し,軟口蓋部を圧迫し上気道が狭窄している。

しばしば低位舌の(舌がいつも下あごに置かれている)状態が観察される。

 

肥ったり,年令が増して,筋肉の力がおとろえゆるみが生じOSASを発症している。

女性では閉経後に急に増加してくる。

 

OSAS患者は,

上顎前突症(出っ歯)と過蓋咬合(深いかみ合わせ)が多い。

上顎前突症の場合には,睡眠時の口唇閉鎖が困難となり,開口し口呼吸にならざるを得ない。

また,過蓋咬合の場合は,舌根沈下を増強させることになる。

 

睡眠時のスプリント装着によって、、、

下顎を前方に位置させることになる。

したがって,口唇閉鎖が可能となり,

下顎に付着している前方移動し,あるいは挙上させることが可能となる。

ほとんどの場合は鼻呼吸ができるようになり

上気道は拡大される。

 

スプリントにより下顎を前方に保持したとしても,舌根沈下を起こしている場合がある。

このような時は,

舌挙上の筋訓練MFT

口唇力を強くする方法(バタカラ)

を施行している。

 

毎晩ひどいいびきをかいて軟口蓋が振動していると,さらに軟口蓋が分厚くなってくると考えられる。

軟口蓋が分厚くなり,OSASの発症へと至るのである。

いびきを治すことは,

OSASを予防することにつながると思われる。

できれば成長期のうちに,骨格的に改善するならば,いびき症やOSASの生涯の予防に寄与する可能性が開けつつある.

 

(以上、記事より抜粋)

 

 

やはり、

予防に勝る、治療なし!

ですね!

 

 

お口を閉じましょう!

鼻呼吸しましょう!

舌を上あごに置いておきましょう!

↑その位置のまま飲み込みましょう!

 

 

毎晩、質の良い睡眠で

その日の疲れを取ることで、

翌日、活動的に動くことができます。

 

 

今夜もぐっすりおやすみください☆

 

明日も、あなたが

笑顔でいられますように♪

 

 

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