こんにちは♪
けいこです。
あなたは、
歯のクリーニングを
受けたことがありますか?
私は、歯科衛生士として
歯科医院に勤務もしていますので、
定期検診&クリーニングに来られる方を
多く担当しています。
歯の治療が好きな人は少ない
ですが、
クリーニングは気持ちがいい、
と診療台で
ウトウト眠る方もおられれば、
両手をギュッと握りしめて
痛みと緊張に耐えながら
クリーニングを受ける方もおられます。
過去に受けた歯のクリーニングが
痛かったり、つらかったりしたから
二度とやりたくない!!
と思っている方もおられるでしょう。
痛かった、辛かった原因は
いろいろ考えられます。
まず、
医院・施術者側
- 技術 (器用/不器用、丁寧/荒い、視力など)
- 知識
- 経験
- 器具の選択
- 機械の強弱の選択
- 患者さんへの配慮など
患者さん側
- 歯ぐきの炎症の程度
- 歯周病の進行度
- 歯石の量・硬さ
- 茶渋・ヤニの量・濃さ
- 口が長時間、開けられるか
- 口の中に水を溜められるか
- 鼻呼吸できるか
- 怖がり
- 痛みに敏感/鈍感
- 歯科治療に慣れているかなど
歯ぐきの炎症が強くて、
出血が多い人のクリーニングは、
痛みを伴いがちで
ツラくて疲れます。
「血だらけにされた!」と
イヤな記憶だけが残ってしまい、
定期受診に繋がらなくなる恐れもあります
ので、
可能ならば、
事前に
歯磨き指導を受けて、
歯ぐきの炎症を少しでも軽減させておくと
歯石を取る時の
痛みや出血が
軽くなります
が、
それでも、
歯ぐきの中に隠れている
歯根についた歯石がある場合には
「適切な」歯磨きをしても
歯ぐきの炎症が引くのに限界があるので、
それを待たずに
歯石を取らざるを得ません。
痛みと出血に耐えてもらいながら。。
歯ぐきの炎症がある患者さんでも
クリーニングを痛みなく、
早く終わることも
可能です。
ポイントは、
あなたが
ただ一言、
「痛くない範囲の歯石だけ
取ってほしい」
と
歯科衛生士に
言うことです。
これは、
つまり、
歯ぐきの中の見えない歯石を追及せず、
炎症の強い歯ぐきはサッと洗い、
機械のパワーも弱くして
患者さんの痛くない範囲で、
見える部分だけをキレイにする。
ということで、
手 抜 き
に近いです。
ぶっちゃけ、
手を抜いて
痛いことをしない方が
一般的には気に入られるかもしれません
ので、
定期受診につながりやすいのです
が、
歯ぐきの炎症は引きづらいです。
原因(歯石)を取り除かないので。
肝心の所をキレイにしないので。
歯周病の進行を眺める
ことになります。
私たち専門家目線としては、
「健康的なお口で
過ごしてほしい」
という思いがあります
ので、
問題の
原因を突き止め、
取り除きたい。
でも、
それを押し付けて
患者さんの希望を
ないがしろにしても
良くない。
痛みのないクリーニングのための
他の策としては、
「麻酔をしてもらえるか?」
と聞いてみてもいいと思います。
私が数軒の医院で勤めた経験上、
ディープ(歯根部)クリーニング以外で
麻酔を使用したことはありませんが、
医院ごとに対応も異なるので
尋ねてみられたらいいと思います。
歯のクリーニングで
初診だとしても、
歯科衛生士などと
コミュニケーションを取って、
遠慮なく
希望を伝えたり、
質問をしたり、
説明を受けてください。
あなたの体ですから、
「どうしたいか」は
選択することができます。
もし、あなたが、
歯磨きの時に
よく出血するのなら、、、
歯科受診やクリーニングが
トラウマのようになっていても、、、
勇気を出して
予約を取って
行ってみてください。
私たちはそういう人にも
多く接しています。
行ってみて、
対応があなた好みでなかったら、、、
別の医院に行ってみてください(笑)
今や、歯科医院は
コンビニよりも多い
と言われている時代ですから、
あなたに合う歯科医や
歯科衛生士が
どこかにいることでしょう♪
ちなみに、あなたの
歯磨きが適切で、
歯ぐきの状態も健康的で、
歯石もほとんどない場合のクリーニングは、
痛みもほとんどないでしょう。
ご自分の歯で一生食べ続けるために、
歯ぐきの検査と、
歯みがき指導を受け、
クリーニングも
定期的に受けることを
オススメします。
歯の機能は、
食べる・話す・笑う
です。
(#^皿^#)
明日も、あなたが
笑顔でいられますように♪